院長ブログ

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茨城県建築文化賞を受賞しました。

当院の新病棟が第34回茨城県建築文化賞で県建築士事務所協会賞をいただきました(記事:http://www.jcpress.co.jp/wp01/?p=27543)。本賞は茨城県建築士事務所協会主催で、今回の応募対象は平成30年(2018年)4月1日から令和2年(2020年)3月31日までの間に竣工した県内の建築物とのことで、36点の応募があったそうです。その中で賞をいただけたのは大変光栄です。この賞は設計に対して与えられるものだそうですが、設計と施工は切っても切れないものですので、設計建築に携わっていただいた方々のおかげと大変感謝しています。

実は、旧病棟を解体するまで正面から外観全貌を見ることが出来ませんでしたし、外構(駐車場や庭園など)が出来上がるまで完成するとどのような印象になるのか、素人である私にはきちんと想像できていいなかったのですが、令和元年11月にすべてが完成した後眺めた第一印象は「病院らしくなくて、開放的に見える」ということでした。また、内部構造が生み出したもので必然的だったのですが、正面の柱の間隔が不均等となっていて、リズム感がありおもしろいと感じました。特筆したいのは、日が沈んだ後に照明がともった時間帯の雰囲気がとてもよかった事です。自画自賛のようで恐縮ですが、これらは設計と施工の方々の創意工夫のなせる技であったのだと今更ながら感心しました。

建物の受賞を励みとしてこれからもますます頑張っていかねば、と感じています。