病棟は病状や治療の目的によって分かれており、
各病棟ごとに安心・安全を考えた看護・環境作りを心掛けています。
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スタッフステーション
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デイルーム
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4人部屋
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5病棟(高齢者病棟)浴室
1病棟急性期病棟
精神科急性期の病棟として、早期治療・早期回復を目指す病棟です。
医師、看護師をはじめ、ケースワーカー(精神保健福祉士)、作業療法士、薬剤師、公認心理師など多職種との連携を図り、ニーズに合わせた治療・ケアの提供、社会資源の相談も行なっております。また、早期に社会復帰していただけるよう日常生活指導や社会生活技能訓練、作業療法などの治療プログラムを展開し、退院後に安定した生活を送っていただくための援助にも力を入れております。
病棟内は、見晴らしの良いデイルームや木の温もりを感じる病室、心が休まる明るい雰囲気を中心に、安心できる療養環境を提供しております。
2病棟亜急性期病棟
当病棟は3階にあり、広く長いラウンジからは正面玄関前の四季折々の木々や花が一望できます。慢性期で入院が長期化した方が多くいらっしゃいますので、生活の場としての安定した治療環境作りに努めております。作業療法・コラージュ療法のほか、QOL(クオリティ・オブ・ライフ:生活の質)、ADL(アクティビティーズ・オブ・デイリー・リビング:日常生活動作)の維持を図るプログラムを行ない、様々な病状の方に寄り添うため、話を傾聴しコミュニケーションも重視しております。また、ご本人様やそのご家族様との関係性を大切にすることを心掛け、多職種と連携し、地域での社会生活も視野に入れた援助をしております。
3病棟社会復帰支援病棟
主として、中長期的な治療、療養が必要な方が入院される解放病棟です。急性期症状から回復し、症状が安定した方が多くいらっしゃいます。一日も早く社会復帰し、自立できるよう日常生活指導や作業療法、社会復帰技能訓練(SST)などを取り組んでおります。
ご本人様の声に耳を傾け、思いや考えをくみ取り、退院・社会復帰に向け、一歩一歩前に進んでいけるようサポートしております。
5病棟高齢者病棟
5病棟は精神科一般病棟です。精神疾患・認知症疾患を抱えた高齢の方が入院されています。高齢の方は、認知力・筋力など様々な機能低下が見受けられ、精神面だけでなく身体面の状態も把握することが必要とされています。
機能の低下を防ぐため、離床を促し、活動量を増やせるような関わりを大切にしております。ご本人様が安心した入院生活をお送りいただけるよう知識や技術、思いやりのある看護を基本に、良質で安全な医療を提供できるよう努めております。